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ランニングの寒さ対策

 寒さに慣れる経験

マラソン大会になると、雨が降っても雪が降ってもどんなに寒くても開催されるので(荒天の場合は大抵中止になります)「寒さに慣れる経験が必要なんです。
凄く大変だと思いますが、次に繋がると思って走ってみましょう」と、お伝えしています。

いざ走り出すも、寒さで手はかじかむ、手袋ビショビショ、靴もビショビショ、ウォーミングアップを兼ねて走っても全然身体が溫まらない状況・・・それでも、走る前の準備(ウォーミングアップ:ジョギング・ストレッチ・基礎動作)を行ってから、メインメニューに移りました。

レッスン翌日は、朝から晴れました。この日、3kmのマラソン大会に出場された小5の男の子は、11分16秒(1km平均3分45秒のペース)の素晴らしいタイムで優勝(なんと大会新記録)を飾ったそうです。おめでとうございます。優勝された男の子は、前日、寒い中でのレッスンで走って凄く辛い経験をした分、マラソン大会では氣持ちが樂になり、スムーズに走れたそうです。経験は財産。とても素晴らしいですね。

走る時の寒さ対策でオススメしたいのは、”寒い環境の中で走る体験を
すること”と”大会前日(または普段)から寒さ対策を行うこと”です。

寒い中で走ることについては、言葉でいくら説明されてもわからないものです。実際に寒い中で走る体験をすることで、身体を溫めるためには何をすべきか!?ウォーミングアップ時や大会で走る服装は、どうすれば良いのか!?スタート前に薄着になると身体はどんな風に冷えて來るのか!?など、様々なことが見えて來ます。

 おススメの対策

服装

ボアコート・ウィンドブレーカー・ニット帽・手袋・ネックウォーマー・アームウォーマー・レッグウォーマーなどを着用すると、保溫効果があります。

色々準備するのは大変なので、手袋だけでも装着してみましょう。手袋をつけるだけで、シャツ1枚分の溫かさを手に入れられます。

ウォーミングアップ

ウォーミングアップは、走る前の準備方法の1つとして行います。これを行うと、ケガの予防、筋肉の溫度や身体の溫度アップ・集中力
アップ・チームワークを高める効果があります。

寒いときのウォーミングアップのジョギングは、普段より長め(普段、
10分ジョギングされている方は15~20分。ペースはゆっくりでOK)に行うのがオススメです。

ジョギング以外だと、肩甲骨・股関節・足首を回す(特に動きが悪い方向に回すのがオススメ)と、可動域が広がったり柔軟性がアップするだけじゃなく、血行が良くなり、保溫効果があります。

また、体幹部(首・腕・下半身を除いた胴体の部分)を溫めると、手足を始め、身体全体が溫まりやすくなるので、おへそや腰あたりにカイロを貼ったりハラマキ(スポーツ用もあります)をつけたり、体幹
トレーニング(プランク)を20~30秒行うのもオススメです。

マラソン大会前日の入浴

マラソン大会前日夜、湯船に入って身体を溫め、お風呂から上がったあと2時間以内にお布団に入ると、保溫をキープしたまま眠ることが出來るそうです →湯たんぽでお布団や身体を溫めるのもオススメです。

食事・ドリンク

大根・ごぼうなどの根菜類や生姜は、保溫効果があります。お味噌汁に入れて食べると、身体がポカポカします。抵抗がなければ、生姜味噌汁を保溫機能が付いた水筒などに入れ、給水アイテムとして大会会場に持っていくのもオススメです。また、オススメの飲み物は、生姜紅茶・生姜湯・ホットレモンやホットココアなどです。

市販の物を飲むのもありですが、市販のドリンクには、比較的、白砂糖がたくさん含まれております。白砂糖が入っていると美味しく感じたり、飲みやすいですね。でも、見方を変えると、身体を冷やしてしまったり疲れやすくなるなど、マイナスの面があリます。上記のオススメドリンクを飲むときに甘さが欲しくなった場合は、ハチミツや黒蜜(天然のハチミツはスタミナアップに繋がるので、特にオススメです)を混ぜてみると、より美味しくなりますよ。

色々書きましたが、いきなり完璧を求めなくても大丈夫です。

大事なのは”出來ることから始めること”です。

出來ることから始めて、ストックを増やし、対応力を身につけて、寒い冬もタムタム(樂しく)走りましょう。

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